日本最大級のものづくりカンファレンス

ロッキードマーチン、ハネウェル、ダイムラー、GE、そしてなんとアメリカ国防総省まで! 世界のテクノロジーリーダーがDX実現のパートナとして選ぶ、米Anark社って一体どんな会社?!

Zuken Innovation World 2019のプログラムを見て「Anark?」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?基調講演を行ったZIW Americasはもちろん、ZIW Yokohamaに先立って、つい先日行われたZIW Germany、ZIW UKでも、Anark社の講演は、その知られざる活躍を知ろうと、多くの観客で大盛況でした。世界のテクノロジーリーダーを顧客に持つ図研のZIWだから聴くことができるAnark社の講演は、聞き逃すときっと後悔する超オススメプログラムです。

今回は、日本での講演をとても楽しみにしているそんなAnark社 CEO Stephen Collins氏とマーケティングディレクターのJames Martin氏に、読者の皆様を代表していくつか質問してみましたので、ご紹介します。

【講演日時】
つながる、協調する、デジタルスレッドで得られる効果と実装上の課題
2C1:10月18日(金) 09:40-10:25
Anark Corporation


※写真はZIW UKで公演するAnark社CEO Stephen Collins氏

●Anark社と図研がパートナーシップを結ぶことになった背景は何ですか?
ロッキードマーチン、ハイドロケベック、ボーイングなどの共通の大事なお客様にデジタルスレッド・ソリューションを提供し、価値を提案できた、という実績が大きかったです。そうしたプロジェクトを通じて、図研のチームとの交流が始まりましたが、私達が会話している中でわかったことは、お客様が求めていることは、メカ設計とか、エレキ設計とか、個々の分野の最適化の話ではなく、複数のドメインにまたがる設計や情報をコラボレーティブに活用するための企業レベルでのソリューションでした。これは、まさに図研が、つい最近買収したVitechによって今後展開しようとしているMBSEの考え方にもつながるもので、そうした点で私達の思いは、ぴったり重なりました。
これから図研と協力していくことで、あらゆる顧客のモノづくりの基盤を強化していくことができると信じています。

●ZIW2019 Yokohamaで伝えたいことは?
ZIW2019では、製品ライフサイクルのさまざまなフェーズの情報をデジタル化する方法とその利点、実装の課題について数多くのユーザ事例を通じてお話したいと思っています。”Connected”、つまりデジタルでつながる技術データやワークフローが、サプライチェーンのコラボレーション、製造およびフィールドサービスの運用にいかに貢献することができるか、についてご紹介したいと思っています。なかでも、図研の電気CADのデータをそこにどう組み込んでいくかを取り上げた事例もご紹介します。
デジタルスレッドがいかに効果的であるか、これから取組む日本のお客様にもぜひ参考にしていただきたいと思っています。

●ZIW Americasでも基調講演を行われましたが、図研や図研のイベントについてどんな印象を持たれましたか?
イベント自体の素晴らしさはもちろんのこと、図研とパートナー、顧客との間に築かれた緊密な関係性に感銘を受けました!技術面でもビジネス面においても、その会話のレベルは抜群であり、図研との素晴らしいパートナーシップの始まりを感じました。

そう言えば…
ZIW Americasのあと、図研COOの勝部さんや、図研USのメンバーとゴルフをしました。残念なことにその時はAnarkチームが負けてしまいました。是非再戦を希望します。

●今回の来日で楽しみにしていることはありますか?
日本を訪れるのは初めてなので、いまから非常にワクワクしています。また、横浜で開催されるZuken Innovation Worldが最大規模と聞いていますので、そこに参加できることを非常に楽しみにしています。日本のお客様のニーズについてもっと学び、よりコネクテッドでコラボレーティブな情報豊富なデジタルスレッドプラットフォームを実現していきたいです。

ちなみに私に同行するJim(マーケティングディレクターのJames Martinさん)は、約10年日本で勤務した経歴を持っています(ESTECH Corporation、SDRC Japan:日産テクニカルセンター)。ZIWが開催される横浜に住んでいたこともあり、第二の故郷ともいえるそうです。奥様は日本人です。日本語をある程度(本人談)喋れますので、お気軽にお声掛けください!


※写真 左:Anark社 CEO Stephen Collins氏 右:マーケティングディレクター James Martin氏

【Anark社について】
米国での主な顧客は、ボーイング、ロッキードマーチン、シスコ、TEコネクティビティ、コーフ、エリクソン、ハネウェル、ダイムラー、GE、米国国防総省など、業界をリードするグローバル企業や組織です。
Anark社の提供するプラットフォームは、これらハイテク、自動車、産業機器、医療機器、エネルギーなど、多岐に渡る分野の、各セグメントにまたがる企業のデータ管理とコラボレーションのための課題を解決するソリューションです。
企業のデジタルスレッド、コラボレーション、MBE (Model Based Enterprise)構想を強化しています。
https://www.anark.com/

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